「食事制限」の幅は広い
ダイエットのために、食事制限をしている人は多いと思います。
このブログでは何度か、食事制限よりも食事改善の方が大事だと言ってきました。
でもそう言っているわたし自身も、知らず知らずのうちに食事制限していたことに気が付きました。
自分で好き好んでやっていると思っていたことも、制限の範囲内だったと分かったのです。
「制限」とは、「本能ではそうしたくないけど理性でコントロールしようとする」ことだと考えます。
制限=努力と言っていいと思います。
ダイエットがうまくいかない人、体重がなかなか落ちない人、細くならない人のストッパーは、この「努力」です。
一生努力できるかどうか
わたしは無理です。
一生努力なんてしたくありません。
少し前までは、「努力は絶対報われる」なんて思っていました。
しかし、こんな考え方をしていたらいつか潰れるということに気が付きました。
努力は、負荷をかけて無理やりするものです。
好きなことであれば一生続けられますが、努力となると話は別です。
一生努力、一生ダイエットなんて無理です。
そもそも人生楽しくなくなってしまうと思いませんか?
あなたの周りでも、何も気にしないでのんびり暮らしていて、それでいて何もかも手に入れているように見える人がいると思います。
そういう人は、楽しんで生きているのだと思います。
努力していないというと印象が悪いかもしれませんが、そうではなくてただ楽しんでやっている人がいるというだけです。
特にダイエットは、努力している人ほど遠回りになります。
もっと言えば、「努力しないといけない」と思っている人ほど難しくなります。
これは、なぜでしょうか?
幸せホルモンが出ているかどうか?
ストレスフルな環境に置かれると、幸せホルモンと言われている「セロトニン」が出にくくなります。
実はこれがダイエットを成功させるかどうかの大事なポイントなのです。
幸せホルモンが出ていれば、脳はどんどんその方向に向かおうとしてくれます。
しかし、ストレスがかかりすぎて幸せホルモンが出なくなると、途端に脳は「太る脳」へと変身します。
このへんの説明はもっと詳しく分かりやすく書いてくださっている方にお任せすることにします。
食事制限をやめるコツ
食事制限を、思い切ってやめてみましょう。
うそだと思う人も、思い切ってやめてみてください。
特に、「こんなに頑張っているのになんでうまくいかないの?」と思っている人はこれで結果が出やすくなるはずです。
一度は太る方向へいくかもしれませんが、ある程度のところですぐストップします。
そこからするする落ちていくというのがいちばん多い傾向のようです。
以下の本もぜひ参考にしてみてください。
もっと早く読んでいればよかったと思いました。
この本の著者のブログも載せておきます。
少しずつ考え方が変わっていくはずです。
ステップあやさんが本の中でも書かれていたのですが、食べた後に「おいしかった!」と言ってみるといいそうです。
わたしもやっています。
食べ過ぎちゃったな、と思いそうになっても、いや美味しく食べられたんだからいいじゃん!と思い直して幸せな気分に浸ります。
今までは食べ終わってもお腹がいっぱいな状態だと気持ち悪くて、「早く空っぽにしたい」なんて思っていましたが、それもやめて、「お腹いっぱいって幸せ」と思うようにしています。
あとは鏡を見るたび、自分の体を見るたび、「この体も結構いいかも」と思うようにしています。
脚の太さが気に入らなくても、お腹が出ていても、「まあこれはこれでいいか!」と考えるようにしました。
そうすると不思議と幸せな気持ちになります。
「もう頑張らなくていいんだ」と思って、食べたいものを食べられるようになります。
食べたいものは、満足いくまで食べればいいんです。
痩せたいと思うから痩せない。
痩せたいと思うことをやめて、好きなことを好きなようにする。
好きなものを好きなだけ食べて、あとはちょっとだけ体のメンテナンスをする。
そういう風に生きていくのがいちばんいいなと思いました。
食事制限や、食事のコントロールを頑張りすぎている人の役に立てれば嬉しいです(^^)