おはようございます!今回は、久々に「筋肉太り」について書いてみようと思います。 Yahoo知恵袋とかでダイエットのQ&Aを見ていると、タイトルのようなアドバイスをよく見かけます。 以下のような感じですね。
こういうのがあるから、「もっと鍛えないと!努力しないと!わたしは努力が足りないんだ」という人が増えていくのだと思います。 悲しいです。頑張れば頑張るほど逆効果になってしまうのに、このアドバイスを受けた人はもっともっと頑張ってしまうはずです。 このような人が増えないよう、正しい情報が広まればいいなと思います。
「筋肉太り」の本当の意味
「筋肉太り」って、そもそもどういう状態なのでしょうか。 筋肉がたくさんついて太くなった状態だと考える人が多いのだと思います。 だから、「女性はそんなに筋肉はつけられない」という意見が出てくるのではないでしょうか。
筋肉太りは、筋肉がたくさんついた状態ではありません。 「筋肉のつき方のバランスが悪くなった状態」が筋肉太りなのです。
バランスよく筋肉が使えていれば、筋肉は必要以上につきません。 しかし、バランスよく使えていないと、つかなくていいところの筋肉が発達してしまいます。 こうした結果、脚が太くなってしまうのです。
使うべき筋肉とは?
「バランスよく使う」と言っても、何がバランスの良い状態なの?と思うかもしれません。
使うべき筋肉は、
などです。
反対に発達させる必要のない筋肉は、
などがあります。
脚痩せ・筋肉太りで悩む人のほとんどに、太ももの前側の張りとふくらはぎの肥大化が見られるはずです。
使うべき筋肉をしっかり頭に入れて、筋肉太りが一体どういうことなのか、自分の脚が今どういう状態なのかを知るようにしてくださいね
脚の断面図をCTで撮ると分かること
脚の断面図をCTで撮影し見てみると、太くなっている部分はすべて筋肉なんです。 脂肪は、それをコーティングするようについているだけ。
コーティングされた脂肪を落とすのは運動が一番手っ取り早いかもしれないですが、筋肉を落とすのは違います。 間違った方向についてしまった筋肉をさらに鍛えても、脚のバランスが悪くなるだけで逆効果になるのです。
間違ったダイエットの情報が蔓延している
わたしがダイエットや体のことについて詳しく調べ始めてから、約5年が経とうとしています。 そして気がついたのは、間違ったダイエット情報が多すぎるということ。 もちろん、本物の情報を発信してくれている人もたくさんいます。
何人か挙げるとすれば、まず運動指導を行っている森拓郎さん。
あとは、摂食障害を経験したステップあやさん。
最後に、さとう式リンパケアを考案した佐藤青児先生。
こういった、ダイエットの「本当のところ」を教えてくれる人たちの情報が、どんどん常識として定着していけばいいなと思います。