本屋に立ち寄るときは、ダイエット・美容系の本のコーナーを見に行くのが習慣になっています。
先日も立ち寄り、新しい本を買ってみました♡
心療内科医でもあり栄養学の専門家でもある姫野友美さんの「美しくなりたければ食べなさい」という本です。
表紙を開いたところで、「女性の健康、美しさ、若さ、つまり人生は、食べもの・食べ方で決まる」と断言しています。
森さんの「運動指導者が教える 食事10割でヤセる技術」にも通ずるところがありますが、ここまで言い切れる理由をどんな風に書いているのか気になって買ってしまいました。
初めて知った内容もあり、面白かったです( ´ ▽ ` )
「美しくなりたければ食べなさい」の感想・レビュー
単なる食生活改善方法を紹介するだけでなく、読者の対象を女性に絞っているところが大きな特徴です。
以下、ざっくりとですが、良い!と思ったところ・うーんと思ったところをまとめます♩
糖化を防ぐ重要性について
糖質オフの重要性について書かれています。シミもたるみも急激な眠気も、原因は糖質にあると書かれています。
朝はパン、お昼はパスタ、夜は丼もの、さらにおやつにチョコレートやアイスを食べている。こんな人は、意外と多いのではないでしょうか?
わたしもかつては、こんな食事を摂っていました。糖質だらけの食事です。
こんな食事をしていると、「活性酸素」というものが発生します。
活性酸素とは、「血管や細胞をサビつかせて、老化や病気を招く原因になる物質」だそうです。
人間には活性酸素を消去するシステムが備わっているそうなのですが、22歳までらしいです。二十歳をすぎて「痩せにくくなった」と感じる人は、これのせいかもしれないです。
糖化は、悪いことはあっても良いことはないという、できるだけ避けたい現象なのだということを詳しく説明してくれています。
痩せやすい体を手に入れるまで
痩せやすい体になる過程が書かれていて、とても参考になりました。
姫野さんによると、「3週間の糖質オフ」で自然とヤセ体質になっていくそうです。
体には、「グリコーゲン(体に蓄えられた糖質)」と「脂肪」の2種類のエネルギー源があります。
糖質をたっぷり摂って血糖値が上がりっぱなしの状態でいると、血中の糖から先に使われるため、脂肪がなかなか減らないそうです。
そこで、糖質を入れないようにしていると、脂肪から先に燃えてくれるようになるというわけです。
「糖質オフを3週間続けると、脂肪を優先的に燃やしてエネルギーとして使うように代謝経路が変換されて、自然と痩せやすい体質になる」と書かれていました。
「太りやすい体」と「痩せやすい体」の分かれ目は、糖質の量に関わっていると言えそうです。
一度脂肪が燃えやすい体の方にスイッチが入れば、その後ダイエットはするするうまくいくかもしれません( ´ ▽ ` )
「糖質制限」という言葉はあんまり好きじゃない
読んでいて一つ気になったのが、「糖質制限」という言葉が使われていることです。「糖質オフ」も同じです。
こうやって書くと、「制限」という言葉から「じゃあもうご飯もパンも絶対食べない!」「甘いものの間食も絶対しない!」などと極端な方向に行ってしまう人が出てくるのではないかと心配になるからです。
極端な方向に行くとストレスがたまってしまったり、リバウンドする人も出てくると思ったので、こうした言葉は使わない方がいいのかもと個人的に思いました。
でももちろん、糖質をある程度制限することは大事だし、極端な方向を示しているわけでもないです。
そのへんを自分で理解して、徐々に少しずつ反動がないように変えていければいいのではないかと思いました♩
「やる気」も「幸せ感」も毎日の食事から作られる
後半では、食事が精神面に及ぼす影響についても書かれています。
しかも、それも漠然としたものではなく、エネルギーがどんな経路で「やる気」や「幸せ感」につながるのかが詳しく書かれているんです。説得力があるし、「ここまで体に影響するのか…」と考えさせられる内容です。
ちなみに、精神面で消耗すると「心が疲れている」と思いがちですが、実はそれは「脳が疲れている」だけらしいです。
そう考えると、食事を変えたら考え方や生き方までも変わると言っても過言ではなさそうです。
まとめ
今行っている食生活改善を、「このまま頑張っていこう!」と思えた本でした。
糖質を必要以上に摂らず、栄養バランスのとれた食事をすることで「ヤセスイッチ」が入るのを待とうと思います。
森拓郎さんやエリカ・アンギャルさん、そして姫野さんの本などを読んでいると、自然とコンビニのお菓子に手が伸びなくなっていきます。
冷蔵庫にチョコがあるのに食べないなんて、前の自分じゃ考えられない
— ルカ (@RUKAv2) 2016年3月17日
食べるもので体も心も変わるって本当に理解できると、自然とコンビニお菓子に手が伸びなくなる
— ルカ (@RUKAv2) 2016年3月17日
習慣を変えるには、考え方を変えるのがとってもおすすめです♩この本は、そんな考え方を変える良いきっかけになる本だと思います( ´ ▽ ` )
興味がある人はぜひ読んでみてください!